●ターゲッティングコンピューター(名詞・装備名・レベル2)Targeting
computer
目標捕捉コンピューター【もくひょうほそくこんぴゅーたー】を参照。
●ダイアモンドシャーク氏族(名詞・氏族名)clan
Diamond Shark
ワーデン派氏族のひとつ。中心領域との経済的提携を主張する氏族。元はクルセイダー派で、一時期ゴーストベアー氏族に代わって、直接中心領域に侵攻した時期もあった。
戦士階級よりも商業階級の力が強く、商業階級が氏族の政治権力までも握っている。科学技術(科学知識)・経済力にすぐれ、氏族の中でも比較的民主的な制度を持つ。
旧名はシーフォックス氏族。2985年にスノーレイブン氏族の「所有の挑戦」を受けたときに改名。その時の挑戦の内容は、当時氏族首星ストラーナ=メクティ原生の海洋の食物連鎖的頂点にいた爬虫類様の水陸両棲生物シーフォックスに対し、遺伝子改良されたサメ(ダイアモンドシャーク)を海に放ち、シーフォックスの生態系的位置が揺らぐかどうかであった、という。結果として、シーフォックスはわずか一個体群が保護されただけで、残りは絶滅した。この後、トーテム生物の絶滅を受けて、シーフォクス氏族はダイアモンドシャーク氏族に名を変えた。ただし、このときダイアモンドシャークが遺伝子改良されていたことはシーフォクス氏族に知らされていなかった。シーフォクス絶滅後に、時のスノーレイブン汗がスノーレイブンの科学者に命じて、ダイアモンドシャークを遺伝子改良していたことを告白した。
●第一エクソダス【だいいち えくそだす】(名詞)
エクソダス第一を参照。
●大拒絶(名詞・事件)Great Refusal,the
3060年。ビクター=シュタイナー=ダビオンに率いられたSLDFがクランを破った戦い。
戦いは次のそれぞれ8つの部隊の間で行われた。ブラッドスピリット氏族とゲニョーシャ部隊、ファイアーマンドリル氏族とカペラ赤槍騎兵隊、アイスヘリオン氏族とノバキャット氏族、ジェイドファルコン氏族とコムスター防衛軍、ヘルホース氏族と自由ラサルハグ第3竜機兵団、スターアダー氏族と自由世界同盟軍、ウルフ氏族とセントアイブズ槍騎兵団、スモークジャガー氏族の生き残りと第10ライラ防衛軍を主とした混成部隊。5戦に勝利し、1戦に引き分けたSLDFが最終的な勝利を得た。
「グレートリフューザル」
●大軍議【だいぐんぎ】(名詞)
グランドクルータイ(グランドクリルタイ)と言う。
大汗だけが招集できる会議。紛争に関わる全ての氏族の汗が参加する。通常は氏族間の紛争の調停のために設けられ、全氏族の首星ストラーナ=メクティで開かれる。
氏族の侵攻中には、少なくとも2回開かれている。
3050年にレオ=シャワーズ大汗がラドスタット星系に招集。大軍議の直前にレオが死亡したため、議題は不明。ウルフ氏族のウルリック=ケレンスキー汗を弾劾することが議題だったという噂がある。
3052年のトゥカイード会戦前夜にはウルリック=ケレンスキー大汗が招集場所は不明だが、どこかの氏族の占領地域で招集。議題はトゥカイード和約の是非について。
●第三エクソダス【だいさん えくそだす】(名詞)
エクソダス第三を参照。
●対人ポッド【たいじん ぽっど】(名詞・装備名)
Aポッド【えい ぽっど】を参照。
●第二エクソダス【だいに えくそだす】(名詞)
エクソダス第二を参照。
●第21ケンタウリ槍騎兵隊(名詞・傭兵部隊)21st Centauri Lancers
ケンタウリ第21槍騎兵隊を参照。
●大汗【だいはーん】(名詞) ilKhan
イルハーン。大汗会議で指名される全氏族の統率者。大汗のいない時期が続くこともある。
初代ニコラス=ケレンスキー(2815−2834)。2代目ジェローム=ウィンソン(2834−2851)。3代目ゼノス=ダンフォース(2858−2870)。4代目ビクトリア=ワード(2873−2891)。5代目コリアン=トカルノフコフ(2920−2934)。6代目トバイアス=カティブ(2935−2947)。7代目レオ=シャワーズ(3048−3050)。8代目ウルリック=ケレンスキー(3051−3057)。9代目エリアス=クライチェル(3058)。10代目リンカーン=オシス(3058−3060)。
●大反攻【だいはんこう】(名詞)Great Refusal,the
大拒絶を参照。
●ダグダ(名詞・地名)Dagda
ダッダを参照。
●ダッダ(名詞・地名)Dagda
ペンタゴンワールドのひとつ。
●ダビオン、ハンス(名詞・人名)Davion,Hans
メリッサ=シュタイナーの夫。”狐”の異名を持つ。この人が結婚式で「花嫁よ、君に広大な領地をプレゼントしよう」と言ったために第四次継承権戦争が始まった。
3052年トゥカイードの会戦で戦死。
●ダビオン、ポール(名詞・人名)Davion, Paul
●ダブル=イクストラライトエンジン(名詞・装備名・レベル3)Double extralight
engine/XXL engine
XXLエンジン【えっくす えっくす える えんじん】を参照。
●タマラー協定領【たまらー きょうていりょう】(名詞・地域名)Tamer
Pact
ライラ共和国の三弦琴のひとつ。
●ダムクリーズ作戦(名詞)Operation Damocles
ダモクレス作戦を参照。
●ダモクレス作戦(名詞)Operation Damocles
3060年の、惑星トランキル掃討作戦のコードネーム。
●探索隊【たんさくたい】Explorer Corps
2950年代に結成されたコムスターの機関・探索局Explorer
Serviceの指揮下でケレンスキー将軍の軌跡を追った調査隊。3050年代に入り、氏族の侵攻を受けた後は、継承国家や傭兵部隊の協力も得て、氏族の本拠地の発見に努めた。
探索隊の設立は風変わりな話で構成されている。その内容を以下に示す。探索隊の創始者はエイドリアン=シム。エイドリアンは、ゴーストベアやスティールバイパーなどの幻獣が中心領域を襲う夢に悩まされていた。そのためカウンセラーによる診察を受けていたが、政敵がその事実を暴露し、彼女の失脚を図った。しかし、この宣伝が逆に彼女を予言者として世間に認知させることになってしまった(当時のコムスターは現在よりも宗教色が強く、多分に神秘主義の風潮があった)。こうして探索局が設立された。ちなみに、彼女は2979年に自然死するまでこの夢に悩まされ続けた。偶然(なのかどうかはジョーダン=K=ワイズマンに聞いてください(笑))にも、彼女の見た幻獣の一部と、一部の氏族がトーテムとして用いているものとが一致しているものもあった。
●中心領域【ちゅうしんりょういき】(名詞・地域名)Inner
sphire
氏族の登場以前の人類の既知領域。地球を中心に半径約300光年の球状の地域。かつての地球政権・星間連盟および継承権国家の支配領域。
3050年の氏族の登場以降は、氏族の支配下に入っていない地域・国家の総称として用いられる。
●挑戦【ちょうせん】(名詞)trial
伝統的な氏族(クラン)の物事の決めかた。何かを決めるとき、勝負のつく事柄(メック戦闘・個人戦闘・スポーツ・アーケードゲーム(笑)など)で決着を付ける。氏族間の戦争も大規模な挑戦として行なわれる。
領地・国家機密・科学技術・優秀な戦士の遺伝子などの所有権をめぐっておこなわれる「所有の挑戦」、ある決議に反対しておこなわれる「拒絶の挑戦」、あるグループの氏族領域からの追放を目指して行なわれる「殲滅(みなごろし)の挑戦」などがある。
「審判」「神判」
●猪眼の狙撃兵【ちょがんのそげきへい】(名詞)
猪眼の狙撃兵【いのししめのそげきへい】を参照。
●「追放されたウルフ」氏族【ついほうされた うるふ しぞく】(名詞・氏族名)"Wolf-in-Exile"
拒絶戦役の際に、ウルリック=ケレンスキー、ナターシャ=ケレンスキーの命によって中心領域に亡命してきたウルフ氏族の構成員たち。かつてのウルフ氏族のサハーン・フェランが指導者。
●DEST【ディー イー エス ティー】(名詞)DEST/Draconis
Elite Striking Team
Draconis Elite Striking Team の略。クリタ家の精鋭特殊部隊。一般に忍者部隊として有名だが、地上戦力も高い。ハントレス攻防戦では揚陸の先鋒を務め、宙港制圧や地上制圧に活躍した。
●TC弾頭【てぃー しー だんとう】(名詞)
徹甲弾頭【てっこうだんとう】を参照。
●テイニー、エイサ(名詞・人名)
アイスヘリオン氏族の汗。気圏戦闘機のパイロット出身。中心領域を見下しており、中心領域に味方したノバキャット氏族を憎むあまり大拒絶での大敗をまねいた。
●徹甲弾【てっこうだん】(名詞)
オートキャノン用の特殊弾。命中した際、装甲が残っていてもペナルティ付きで致命的命中判定をおこなわせる。口径が大きいほど、致命的命中判定のペナルティが少ない。
●徹甲弾頭【てっこうだんとう】(名詞・装備名・レベル3)
SRM用の特殊弾頭。命中した際、装甲と中枢の両方にダメージを与える。致命的命中判定はおこなわない。
●テツハラ、ミノブ(名詞・人名)Tetsuhara,Minobu
?−3027。
ドラコ連合の軍人。竜剣連隊の創設者。優秀なサムライであり、ウルフ竜騎兵団のジェイム=ウルフ大佐と親しかった。竜剣連隊の最初の指揮官であったテツハラ=ミノブは「悟りを得たサムライ」であり、同時にウルフ竜騎兵団を崇拝する人物であったという。テツハラとジェイム=ウルフとの友情関係があったからこそ竜剣連隊はウルフ竜騎兵団の全面的支援を受けることができたともいわれる。
3027年にウルフ竜騎兵団がドラコ連合を離れたときにクリタ=タカシの命で竜剣部隊を率いてウルフ竜騎兵団に立ち向かった。結局、竜剣連隊は4個連隊を失い、ウルフ竜騎兵団はドラコ連合からの離脱に成功する。この失敗の責を取ってテツハラは切腹して果てた。
●トゥカイード会戦(名詞)Battle of Tukayyid
3052年、クランの侵攻に対してコムガードの旗の下に中心領域が兵力を結集して対抗した戦い。中心領域がこの会戦に勝利したためにトゥカイード和約が発効し、氏族は侵攻を15年間停止させた。
●トゥカイード和約(名詞)Truce of Tukayyid
3052年、トゥカイード会戦に際して結ばれた和約。トゥカイード会戦に中心領域が勝利した場合、氏族は15年間中心領域への侵攻を停止する、という内容。この和約の是非をめぐってウルフ氏族とジェイドファルコン氏族が拒絶戦役をおこした。
和約から8年後の3060年に大反攻でクルセイダー派の8氏族が中心領域に敗北したために、期限切れの前に侵攻は終了した。
●トカルノフコフ、コリアン(名詞・人名)Tchernovkov,Corian
5代目の大汗。在位2920−2934。コヨーテ氏族出身。
当時、ゴーストベアー氏族がヘルホース氏族の惑星トカーシャを攻撃したために険悪化していた両氏族間の宥和をめざすが、「事故」によって死亡した。
●ド シェビラー(名詞・人名)De Chevillier
?−2801。星間連盟の将軍。アレクサンドル=ケレンスキーの腹心。ケレンスキーに第一エクソダスを進言したとされる。2801年5月14日、反乱軍の待ち伏せを受けて死亡。彼の死後数ヶ月後、ニコラス=ケレンスキーが第2エクソダスをおこなう。
●ドネガル保護領【どねがる ほごりょう】(名詞・地域名)Protectorate
of Donegal
ライラ共和国の三弦琴のひとつ。
●トライナリー(名詞)
クランの部隊の単位。3個スターで構成される。指揮官はスターコマンダー。
●ドラコ連合【どらこれんごう】(名詞・国家名)Draconis
Combine
中国・日本系の民族が作った国家。指導者はクリタ家。3025年代はクリタ=タカシ、3060年代はその子セオドア=クリタ。首都はルシエン。
中央集権的な国家。赤と黒を軍服やメックの塗装に好んで用いる。
主な士官学校はスン=ツァン兵科大学、プロセルピナ・メック戦士養成校など。
主な正規軍は「光の剣」連隊、「ベガ」連隊、「オトモ」連隊、「ゲニョーシャ」連隊、「ゴースト」連隊など。
アレス条約を無視した残虐な戦争を行なう国家として知られる。とくに「ケンタレスの大虐殺」は有名。
メック戦士たちは「武士道Bushido,Samurai Code」と呼ばれる戒律を規範とするが、セオドア=クリタの「軍事の監令」就任以後、より合理的な「新武士道New
Samurai Code」に移行しつつある。
●トランキル(名詞・地名)Tranquil
ストラーナメクティ、ハントレスのX軸プラス方向にある惑星。ハントレス攻防戦と大拒絶の間の期間(3060年)に、ハントレスから脱出したスモークジャガー氏族の残党が立てこもった。このときの指導者はギャラクシーコマンダー(中心領域の将軍に相当)ブランドン=コーベ。
●ダイキュー(名詞・機種名)
70トンの重量級メック。ダイキューは「大弓」の意。主なバージョンはDAI−01。
●ダイシ(名詞・機種名)
ダイアーウルフの中心領域側からの呼び名。「大死」。ドラコ語で”大きな死神”の意。
●タイショー(名詞・機種名)
85トンの強襲級メック。C3コンピューターを2機搭載している指揮官機。主なバージョンはTSH−7S。
●ダイミョー(名詞・機種名)
40トンの中量級メック。主なバージョンはDMO−1K、2K、4K。
●ターキナ(名詞・機種名)
95トンの強襲級メック。主なバージョンは基本、A、B、C。
●ダート(名詞・機種名)
25トンの軽量級メック。主なバージョンはDRT−3S、4S、5S。
●ダッシャー(名詞・機種名)
ファイアーモースの中心領域側からの呼び名。
●タランテュラ(名詞・機種名)
25トンの軽量級メック。ジャンプジェットを備えた最初の四足メック。主なバージョンはZPH−1A。
●タロン(名詞・機種名)
35トンの軽量級メック。主なバージョンはTLN−5W。
●チャージャー(名詞・機種名)
80トンの強襲級メック。武装はほとんどなく、名前そのままの突撃を主としたメック。主なバージョンはCGR−1A1、1A5、1A9、1L、3KC、SB。
●チャンピオン(名詞・機種名)
60トンの重量級メック。主なバージョンはCHP−1N、2N、3N。
●チンガウ(名詞・機種名)
65トンの重量級メック。名前の由来は”警告”(jing gao/チン カオ)。主なバージョンはJN−G8A。
●ティー=ツアン(名詞・機種名)
60トンの重量級メック。帝君(di jun/ティー ツン)か?。yen lo wang(閻魔王
yan luo wang イエン ルオ ワン か?)の王の名が由来。主なバージョンはTSG−9H、9J。
●ディバステイター(名詞・機種名)
100トンの強襲級メック。主なバージョンはDVS−2、3。
●ティンバーウルフ(名詞・機種名)
75トンの重量級メック。アトラスとならんで『バトルテック』を代表するメック。ウルフ氏族のもっとも好んで使うメックでもある。主なバージョンは基本、プライド、A、B、C、D、H、S。
●テッセン(名詞・機種名)Tessen
50トンの中量級メック。名前の由来は、昔の日本で使用されていた武器の扇、「鉄扇」。主なバージョンはTSN−1C。
●デモリッシャー戦車(名詞・機種名)
戦車。主なバージョンは
●デュエン=グン(名詞・機種名)
25トンの軽量級メック。主なバージョンはD9−G9。
●デルビッシュ(名詞・機種名)
55トンの中量級メック。主なバージョンはDV−6M、DV−7D。
●テンペスト(名詞・機種名)
65トンの重量級メック。主なバージョンはTMP−3M。
●透明性バトルアーマー【とうめいせい ばとるあーまー】(名詞・バトルアーマー)Purifier
adaptive Battle armor
ブレイク評議会製のバトルアーマー。地球を占領した際に手に入れたコムスターの技術を使って作られた。特殊なカメラで周囲の風景を取り込み、装甲表面の色や画像を変化させる。これによって周囲の景色に溶け込み、高い低視認性を得たバトルアーマー。スピードを出しすぎると、画像処理が追いつかなくなって隠密能力が失われてしまう。
●トヤマ(名詞・機種名)
75トンの重量級メック。主なバージョンはTYM−1A。
●ドラゴン(名詞・機種名)
60トンの重量級メック。主なバージョンはDRG−1C、1N、5N。
●ドラゴンファイア(名詞・機種名)
75トンの重量級メック。主なバージョンはCGR−3F、4F。
●ドラゴンフライ(名詞・機種名)
バイパーの中心領域側からの呼び名。
●トール(名詞・機種名)
サモナーの中心領域側からの呼び名。
●トレビュチェット(名詞・機種名)
50トンの中量級メック。主なバージョンはTBT−5J、5N、5S、7K、7M。