LUNATIC DAWN 株式会社ARTDINK |
派手なアクション性やスピード感あふれる展開は期待できませんが、腰を落ち着けてじっくりと遊ぶのに向いた名作です。さすがシミュレーションの大御所アートディンクの作です。
最後に、なぜ評価が「あるいは−15点」なのか、の説明です。
ルナティックドーンの発想はすばらしいもので、90点はこの発想とそれを実現したシステムに対して与えたものです。ですが、「もうちょこっと改善すれば…」・「おいおい、こいつはベータ版かい」的な(システムとゲームバランスの2つの面での)ツメの甘さが各作品の足かせになっています(「前途」シリーズは別です。三作品ともバランスがよく、バグも少なく、完成度は高いです)。
あと、第1作「ルナティックドーン」と第7作「第三の書」以外は、すべて1プレイに長い時間がかかる、という欠点があります。ダンジョンにもぐっている間は一切セーブができない上に、このゲームの戦闘は「弱い敵とたくさん戦う」という単調作業を延々くり返すタイプなので、一度ゲームを起動したら、(PCの性能にもよりますが)30分か1時間は続けないといけなくなります。「学校に行く前に、ちょっとだけ遊ぼう」という楽しみ方はできないシステムになっているのです。
この2点から−15点を与えました。
その他細かいところは各作品ごとに紹介します。
ルナティックドーン (評価 70点)
ルナティックドーン2 (評価 85点、Windows版90点)
開かれた前途 (評価 75点)
前途への道標 (評価 99点!)おすすめ
ルナティックドーン3 (評価 30点)(工事中)
ルナティックドーン4(未プレイ)
第三の書 (評価 85点)(工事中)