今回の主人公は貧乏貴族。叛乱軍の一提督から成り上がってみせます。
貧乏貴族といえばこのひと。ファーレンハイト中将です。
舞台はリプシュタット戦役。
帝国内部で大貴族派とローエングラム派とがふたつに分かれて戦争中のシナリオです。
この内戦を邪魔されないようにラインハルトが手を打っており、同盟でも内乱が起きる予定です。
さてこのシナリオ、開始当初はファーレンハイトは大貴族派としてラインハルトとは敵対する側に身を置いています。
なんとか内戦をローエングラム派の勝利に収めないと、ローエングラム候が粛清されてしまいます。
そこで今回の目玉はずばり「獅子身中の虫」作戦。
ローエングラム軍の本拠地ヴァルハラ星系に対して1艦隊だけの軍事作戦を提案し、リプシュタット盟約軍の艦隊を少数ずつローエングラム派の生け贄に差し出そうという作戦です。
死出の旅路とも知らずに作戦案を承認する総大将。善人ですね。
へっへっへ。わっちの作戦に従っていれば(ラインハルト様の)勝利は間違いなしですじゃ。公爵閣下は何も考えずにしたがってくだされ。
まずは副首謀者のリッテンハイム候をヴァルハラ星系に送り込んでみました。あっという間に全滅です。計画通り。
488年4月28日
同盟でクーデターが起きましたが、一瞬で終了したようです。どちらが勝ったのかは帝国内の叛乱が終結して「機密入手」ができるようになるまでのお楽しみです。
シャンタウにシュターデン、ヴァルハラにランズベルク伯アルフレッドを1艦隊ずつ投入してみました。
おかげでシュターデン艦隊もランズベルク伯艦隊もぽりっと全滅しました。閣下、計画は順調でございます! ラインハルト様のお褒めの言葉が聞こえてくるようです。げへ。
シュターデン大将に続いてシャンタウにヒルデスハイム提督を送り込んで全滅させました。いやー、楽勝楽勝。
この調子でメルカッツ上級大将、フレーゲル中将を全滅させました。これで残るはブラウンシュヴァイク公と自艦隊のみです。
気が付いたらローエングラム側もミュラーとか戦死してますが、まあ犠牲はつきものです。
そろそろブラウンシュヴァイク公のファーレンハイトを見る目が冷たくなってますが、ファーレンの心はローエングラム候への愛で満たされているので気にしません。
なんか亡命してるみたいですけど、気にしません。
あ、グリーンヒル側が勝利したんですね、同盟の内戦。ヤンはどうなったのかな。
フレーゲル男爵の亡命まで受け入れるなんて、同盟は太っ腹ですね。
さて、そろそろ潮時じゃけえ、と自艦隊もヴァルハラに突っ込んで全滅してみると、案の定、
でしゃばりさんが亡命を進言してきました。
拒否です。今回は金髪赤毛さんの下で働きたいのです。
488年8月22日。いまだに内戦続く帝国に、同盟軍が侵攻してきました。
進入してきたのはヤン艦隊の模様。グリーンヒル大将の粛清をまぬがれたんですね。
488年9月7日。なんだかメルカッツまで亡命してました。おとなしく軍事法廷の裁きを待てばよいものを。裏切り者めー。
488年9月19日。
レンテンベルク要塞に引きこもってたブラウンシュヴァイク公をヴァルハラへひっぱり出して、全滅させることに成功。
叛乱軍盟主艦隊が全滅したため、内乱が終結します。
そして生き残った捕虜達に対し、軍事法廷が開かれました。
もちろん帰順を申し込みます。
ここで拒絶されたらリプレイが終わってしまいますが、
無事受け入れられました。
やー、さすがローエングラム候あらためローエングラム公。ちゃんとこの内戦の一番の功労者がだれか分かってらっしゃる。
他の人にもどんどん判決が出ます。
なぜか助命されるリッテンハイム候。そんな人たすけなくてもいいんですよ、金髪さん。
ありません。
とっとと牢屋に突っ込んでおくことをオススメします。こいつの特技はポエムと児童誘拐ですぜ。そんな特技どう利用するってんですか?
ついでにブラウンシュヴァイク公まで助命しちゃうラインハルト閣下。お人好しすぎます。
オフレッサー上級大将にまでラブコールを放つ金髪さんですが、あえなく拒絶されてました。あんな筋肉ダルマいなくたって、わたしがついてますぜー。
こうして軍事法廷は終わりました。
…あ。
ラインハルトをかばってリュッケ少尉がさくっと死亡。
結局、この内戦でミュラー、ジンツァー、ランズベルク伯、アンスバッハ、レムラーが死亡。オフレッサー、ザンデルス、ヒルデスハイムが退役しました。
488年10月1日。アムリッツァに侵入した同盟軍が星系を占領しました。
ヴァルハラに帰還したら、大将に昇進しました。昇進させて忠誠度を高めようという作戦ですな。もー、おだてるのがうまいんだからー。
内乱の影響か、帝国首都ヴァルハラに予備艦船がまったくないことが判明。アースガルズが一度占領されたことが原因らしいです。これではファーレンハイト艦隊も作ることができません。これは困った。
しかたがないのでリッテンハイム候らをガイエスブルグに配属。ガイエスブルグの軍艦を首都に輸送することにします。
488年10月22日。
そしてついに、
ファーレンハイト艦隊発足しました。
488年11月13日。
アムリッツァを占領した同盟軍はフォルゲンまで進出していました。それを迎え撃つため、ローエングラム公ら5艦隊が出撃。そのなかに混ぜてもらいます。わーい、ラインハルト様とデートだー(違)。
確認されている敵艦隊はメルカッツ亡命艦隊。
かつての上司との因縁の対決です。でも1対5。
1艦隊だけの同盟軍に飢えた狼のごとく襲い掛かる帝国艦隊5個。まるでリンチです。
メルカッツ客員提督はあっという間にアムリッツァ方面に敗走していきました。
488年11月19日。
すでにアムリッツァ星系を目標にした軍事計画は立っていたので、帝国軍はそのままメルカッツを追ってアムリッツァへ侵攻しました。
アムリッツァではヤン艦隊とチュン・ウー・チェン艦隊が待ち構えていました。しかも惑星上で通信妨害をして帝国軍を待ち、固まっている帝国軍にスパルタニアンで打撃を与えてきます。スパルタニアンは範囲攻撃なので大打撃でした。
でも2対5では勝負は初めからついています。体勢を立て直した帝国軍が反撃にでると同盟軍は敗走を始めました…と言いたいのですが、ヤン艦隊とチュン艦隊はなぜかやたらと頑丈で、2.5倍の帝国軍を相手に粘ります。むしろ押してます。
ローエングラム、ビッテンフェルト、ロイエンタール、ケンプ、ファーレンハイトといった名将が脇役扱いです。
さすが主人公級、強いですねー。
同盟軍はついに12ターン耐え切ってしまいます。防御が高い提督がいかにやっかいなものかということを体感しました。もー、働きすぎるヤン提督なんてヤン提督じゃないですよ。
488年11月22日。
同盟軍は引き続き戦闘を続けていますが、さすがに戦力差が物を言い、ヤン艦隊とチュン艦隊は壊滅状態に陥ります。
同盟軍には援軍が到着したようですが、ドーソン艦隊です。3ターンで半壊するじゃがいも艦隊。話になりません。
ヤン艦隊こそ逃がしたものの、他の2艦隊を全滅させ、同盟軍のチュン大将、ヴィオラ、フィールズを戦死させます。
488年11月25日。
アムリッツァで戦闘続行。同盟艦隊を発見したと思えばD・グリーンヒル艦隊です。
帝国軍に捕捉されてたちまち壊滅しますが、あと一歩のところで取り逃がします。
これを戦死させれば終わりだったんですよね。惜しいなあ。
余勢を駆ってアムリッツァを占領。星系防衛司令官のカールセン大将が戦死したようです。
優秀な敵提督が艦隊戦なしで戦死してくれるのは嬉しいような寂しいような。
488年11月28日。
アムリッツァでなおも戦闘は続きます。フィッシャー艦隊襲来。
少将の率いる半個艦隊のため帝国軍5艦隊に囲まれて一瞬で全滅。戦力比が10倍ですからね。こんな戦力で送り出されてくるなんて、フィッシャーさんグリーンヒル大将に失礼なことでもしましたか?
この戦いで同盟軍のイワン・コーネフが戦死したようです。
488年12月1日。
これでイゼルローンより帝国側の領地を回復しました。
この先、イゼルローン回廊を通って同盟領に攻め込むか、フェザーンを通るか、という2つの選択肢があります。
イゼルローンを通過する場合に問題となる軍事工作ですが、
グレーザー 3072/4000(回復値8)
リンザー 2172/4000(回復値8)
クラップフ 432/4000(回復値8)
この3人が占拠を実行可能です。
ですが、占拠可能になるまで待っているのも面倒なので、フェザーンから攻めようと決心しました。
489年1月1日。
フェザーン侵攻作戦を実行に移す前に帝国内の不要な防衛基地や造兵廠を削除。
いままでの流れだけでものすごい勢いで軍事費の残高が減っており、このまま放置しておけば早晩破綻するとみました。
貧乏貴族出身のファーレンハイトとしては、ちまちまと倹約策を提案するのが性にあっています。
そんなことをしていたら、アムリッツァに同盟軍が侵攻してきました。
489年1月4日。
アムリッツァ失陥。帝国軍の防衛司令官ブラウンシュヴァイク元帥が戦死。公爵閣下もまさかこんなところで死ぬとは思っていなかったでしょうな。さようならさようなら。
489年1月10日。
帝国軍がアムリッツァ到着。同盟軍はドーソン、フィッシャー、メルカッツ、ヤン、ルグランジュの5艦隊のようです。
ルグランジュ艦隊全滅。
489年1月13日。
アムリッツァで戦闘継続。今度はヤン艦隊全滅。
489年1月16日。
メルカッツ、ドーソン艦隊全滅。
同盟軍アシュール、シュナイダー、ジャワフ、ドーソン元帥が戦死。
489年1月22日。
そろそろ準備も済んだので、フェザーン侵攻作戦に移るときです。
まずは軍事計画の立案から。
フェザーン攻略を計画するも、シュタインメッツさんが反対。
でも押し切って提案してみたら却下されました。
イゼルローンから行けというのか。
489年1月28日。
性懲りも無くアムリッツァに同盟軍が侵攻してきました。フィッシャー艦隊です。
瞬殺されて同盟軍のライナー・ブルームハルト中佐とムフウエセのマリノ中佐戦死。この時代、マリノはまだ中佐だったんですね。