『銀河英雄伝説IVEX』リプレイ
 貧乏貴族の功名が辻 〜ファーレンハイト奮闘記〜 後編
 

489年2月28日。
 何度フェザーン侵攻を提案しても却下されるので非常手段をとることに。

 政治工作を1000点払って提案工作をします。提案工作は要職人事以外のほとんどすべての提案が通るようになります。
 ファーレンハイトの政治工作は上限が1000、回復値が8なので、これで当分提案工作はできなくなりますが、フェザーンさえ取ってしまえばこちらのものです。

 というわけで、だれも逆らえない権限(3日間期間限定)を盾に提案提案。

 そのとおりでごじゃります。これは帝国軍のためにやむを得ず取った行動でごじゃります。

 あれ、提案工作って戦略ターンが終わるまでずっと続くんだ。
 じゃあ、ついでにいまのうちに造兵廠なども好きなように提案させてもらいます。わーい、戦艦の造兵廠欲しかったんだー。それから、駆逐艦の造兵廠は削っちゃえ。なんか美しくないし、貧乏くさいし。いま増やした戦艦の維持費をどこかで帳尻合わせしないとね。いやいや、これも帝国軍のためを思っての提案でございますよ。
 あ、それからキフォイザーやらアルテナやらの駐留基地もカットね。気が付いたら変な場所に配属されてたりして首都に配属しなおすのが面倒くさいし。いあいあ、これもあれも帝国の為を思っているからこそ行う提案なんですよ。私心なんざこれっぽちもありやせんぜ。
 あ、税率も変えていいですか?
 心なしかラインハルト様の瞳に殺意がこもっているようですけど、キノセイデスネ。
 

489年3月4日。
 アムリッツァにヤン艦隊出現。
 数ターンの戦闘後、逃走していきました。
 もー、逃げ足だけははやいんだから。
 ヤン提督もたまには自分のキャラクターを忘れて「死ぬまで戦え!」とか叫んじゃってもいいんですよ。ていうか、逃げるな!
 

489年3月7日。
 同盟軍のヤン艦隊再来。タコ殴りにしてみるけど、逃げられる。しつこいなー。
 

489年3月16日。
 フェザーン侵攻。一瞬で制圧です。惑星防御力1000ですしね。
 この後は情報収集ができなくなりますが、イゼルローンを正攻法で落とせといわれるよりはましです。
 経済力も減少して収入が減ってしまいますが、これから同盟領を支配下において収入源を増やすので大丈夫でしょう。
 

489年3月28日。
 同盟軍のルグランジュ、メルカッツ両提督がアムリッツァに侵攻。


489年4月4日。
 同盟軍のルグランジュ艦隊は逃走し、メルカッツ艦隊は全滅しました。
 同盟軍エダ大佐戦死。

 同時に、ついに同盟領侵攻作戦を開始します。
 フェザーンの隣接星系バラトループを占領しました。
 

489年4月7日。
 ルンビーニ星系占領。
 

489年5月10日。
 ルンビーニから北上していきます。
 シュパーラ、シャンダルーア星系占領。
 順調です。
 

489年5月13日。
 同盟軍ヤン艦隊、ストークス艦隊、アムリッツァに侵攻。同盟は本当にアムリッツァが好きですね。
 

489年5月16日。
 同盟軍ヤン艦隊所属ポプラン准将戦死。コーネフにつづいて君もかー。

 ファーレンハイト艦隊。フォルセティ占領。
 

489年5月19日。
 同盟軍アムリッツァから撤退。
 

489年5月22日。
 ファーレンハイト艦隊。ファイアザード星系侵攻。もうすぐ元帥になれるため、功績のいっぱいもらえる陸戦隊降下のみで占領を行う。功績19万6千。4千足りなかったかー、惜しい。
 

489年5月25日。
 同盟軍ストークス艦隊アムリッツァに再侵攻。どうやら撤退が認められなかったらしいです。敵は背後にあり、ですね。
 ウィッティ少将、ザーニアル中将、マリネッティ中将、ブラッドジョー少将戦死。同盟軍の人的被害は甚大です。同盟軍首脳部に帝国のスパイがいるんじゃないでしょうか。
 

489年5月28日。
 ファーレンハイト艦隊、パランティア星系を占領。ついに功績が20万を超えました。駐留星系にもどれば元帥に昇進確定です。
 

489年6月1日。
 ファーレンハイト艦隊、アルレスハイム星系を占領。

 帝国軍は同盟領奥深くまで侵攻中。
 

489年6月7日。
 ファーレンハイト艦隊、アスターテに侵攻。
 

489年6月10日。
 アスターテ占領。
 同盟軍の姿を見ませんね。
 防衛計画を建てる前に、前線が移動して追いつかなくなっちゃってるのかな。
 

489年6月16日。
 ファーレンハイト艦隊、ダゴン星系占領。
 これでイゼルローン星系が孤立。

 これまでの占領作戦でファーレンハイト艦隊はかなりの損害を受けたため、一旦首都星系に戻ることにしました。
 

489年7月1日。
 ダゴンとアスターテに同盟軍侵攻。
 ダゴンは放棄。アスターテではロイエンタール艦隊が同盟軍のメルカッツ艦隊と交戦。
 

489年7月16日。
 アスターテの戦闘は同盟軍の勝利。ロイエンタール艦隊は壊滅して2部隊のみが生還。
 アスターテ失陥。
 メルカッツ強いね。
 

489年7月19日。
 
 ガイエスブルグ作戦発動決定。

 もうフェザーンから同盟領へ侵攻を始めているのだから、イゼルローンなんて放っておけば立ち枯れる思うんですけどね。
 シャフト技術上級大将もずっと輸送任務に就かされて鬱屈していたのでしょうかね。
 

489年8月4日。
 帝国主星系ヴァルハラへ帰還。元帥に昇進しました。
 

489年8月7日。
 帝国軍アスターテへ侵攻。キルヒアイス、ミッターマイヤー、ケスラー。
 迎え撃つ同盟軍はメルカッツ、ヤン、D・グリーンヒル。またグリーンヒル御大がでてきましたよ。
 

489年8月16日。
 アスターテに援軍として参戦していたアイゼナッハ中将、セルベル中佐が戦死。アスターテ戦線は再び同盟軍の勝利に帰しつつあり。
 ありゃりゃ。ファーレンがいないとみんなダメダメですね。
 

489年8月22日。
 アスターテで同盟軍のクリスチアン少将戦死。
 ガイエスブルグ作戦発動。要塞同士勝手にイゼルローン回廊で遊んでいてください。

 同盟軍優勢だったはずのアスターテから同盟軍が撤退。
 

489年8月28日。
 ガイエスブルグ要塞、トールハンマーの餌食になる。イゼルローンの防衛力を残り11000まで削った模様。
 

489年9月10日。
 マル・アデッタ占領。
 

489年9月16日。
 エル・ファシルにキルヒアイス、ケスラー艦隊侵攻。待ち構えていた同盟艦隊に撃退される。
 

489年9月19日。
 エル・ファシルに再侵攻。今度は勝利し、同盟軍バウンスゴール大将を戦死させる。
 

489年9月22日。
 ダゴンに同盟軍侵攻。ダゴン失陥。
 

489年10月4日。
 エル・ファシルに到着。ファーレンハイトとケンプで占領作戦開始。ふたりとも陸戦隊降下でしっかり功績を稼ぐ。
 しかし途中でケンプが切れて、無差別爆撃を始める。ケンプを放り出してファーレンハイトだけでエル・ファシル制圧。
 ケンプー、なにやってんじゃー。
 

489年10月10日。
 アスターテへの出撃が命じられ、アスターテ防衛に配備された途端に同盟軍が侵攻。
 帝国軍はファーレンハイト、ローエングラム、レンネンカンプ。
 同盟軍の戦力はヤン、メルカッツ、ルグランジュ。

 同盟軍ルグランジュ艦隊全滅。フレーゲル亡命大将死亡。
 うらぎりものには死をー。
 

489年10月16日。
 ダゴンへ侵攻。占領。
 

489年10月19日。
 ダゴンでヤン艦隊と遭遇。
 ヤン艦隊を全滅させマスカーニ中将戦死。
 

489年10月22日。
 ティアマトへ侵攻。占領。
 

489年10月28日。
 エルゴンへ侵攻。同盟艦隊と接触。姿は見えず。
 

489年11月1日。
 同盟艦隊を遭遇することなくエルゴン占領完了。
 

489年11月16日。
 幕僚のグレーザーの軍事工作が4000に到達したため、イゼルローン攻略作戦を申請。
 すでにイゼルローンは帝国の領域内に孤立しており、防衛力も11000しか残っていないため、2艦隊ほどで無差別爆撃すれば落ちそうなんですけど。せっかく占拠を使う機会を得たので、占拠してみることにしました。
 

489年11月19日。
 同盟軍がフェザーンに侵攻。メルカッツ艦隊の模様。
 しかし、フェザーンには駐留している帝国艦隊がうようよ。
 

489年11月22日。
 フェザーンから同盟軍撤退。
 ゾンネンフェルスがファーレンハイト艦隊のエルゴン防衛作戦参加を提案。ファーレンハイト艦隊、イゼルローン直前で引き返す。
 ローエングラム公、代わりにイゼルローンにミッターマイヤー艦隊を投入しようとする。殺す気ですか?
 

489年11月25日。
 ミッタマイヤーをイゼルローン攻略からはずし、ファーレンハイト艦隊を再び当てる。
 

489年11月28日。
 ハルバーシュタットの提案で今度はシヴァ攻略に回される。ふたたびイゼルローンの手前で引き返す。いい加減にしてよ。
 

489年12月1日。
 バイエルラインの提案で再びシヴァ攻略にまわされる。みたびイゼルローン手前で引き返す。嫌がらせですか。
 シヴァ星系占領。
 

489年12月4日。
 イゼルローンへ出撃提案を行うも、直後にハルバーシュタットの提案でシヴァ防衛のために引き返す。
 ついでにハルバーシュタットはリヒテンラーデ公を最前線のシヴァに配属しようとする。こいつは同盟のスパイにちがいない。
 

489年12月10日。
 ゾンネンフェルス、ハルバーシュタット、バイエルラインらの妨害を乗り越え、ついにイゼルローン回廊に到達しました。
 最初の申請から1ヶ月間エルゴンとイゼルローンの間を行ったり来たりしていたことになります。同盟のスパイどもめ。
 もちろんイゼルローン攻略は無血で完了。

 ファーレンハイト艦隊は一旦オーディンへ補充のために帰還することにしました。
 ついでに輸送艦隊をフェザーンへ複数送り出して、フェザーンを前線基地化です。
 

490年1月9日。
 ドーリア占領。
 

490年1月19日。
 ポレヴィト占領。
 

490年1月28日。
 エルゴンに同盟軍が侵入。
 

490年2月4日。
 エルゴン防衛にキルヒアイス、ケンプ、ロイエンタールが到着。
 同盟軍ルグランジュ元帥戦死。
 

490年2月13日。
 孤島のように残されていたヴァンフリート占領。
 

490年2月28日。
 キルヒアイス、ケンプ、ロイエンタール、ファーレンハイトでシヴァ侵攻。

 同盟軍ヤン艦隊、メルカッツ艦隊と衝突。


 なかなか同盟軍も硬いですけど、ファーレンハイトの機動力を生かして側面を衝きました。
 それと同時に同盟軍に援軍到着してしまいます。これでは戦闘の行方は分かりません。

 この同盟の援軍のおかげでロイエンタールの第4艦隊が背面を衝かれて2ターンで半壊してしまいました。
 同盟の援軍はクブルスリー艦隊。原作では出番がなかったくせに、今回はやたらと活躍してくれる人です。
 

490年2月28日。
 クブルスリー艦隊はエルゴンへ向かったようで、ヤンとメルカッツが取り残されてました。お二人さん、なにか上層部の恨みでも買ってます?
 ヤン艦隊全滅。
 同盟軍エマーソン大佐、シャルチアン大佐戦死。
 

490年3月1日。
 エルゴンから引き返してきた同盟軍と、さきほど撤退したメルカッツが上下から侵攻。
 メルカッツを屠って、返す刀でエルゴンからきたクブルスリーを迎撃しました。
 

 この後、ランテマリオを占領した段階で帝国軍の動きが突然止まりました。
 いきなりラインハルト閣下が軍事計画を受け付けなくなったのです。
 
 
 

 同盟軍の奪還作戦開始。シヴァ、エルゴン失陥。
 
 

490年6月1日。
 エル・ファシル防衛戦。ヤン、メルカッツ艦隊を撃退。
 

490年6月4日。
 エルゴンでクブルスリー艦隊を全滅させました。
 

490年6月7日。
 エルゴンでヤン、メルカッツ艦隊と衝突。ヤン艦隊全滅。
 この戦いの後でヤン元帥が退役してしまいました。同盟の守護神消滅です。
 いいなあ、年金生活。
 同盟軍にはもうメルカッツ、フィッシャー、クブルスリー、ストークスの4人しか実用レベルの提督が残っていません。


 490年6月7日現在の状況。

 軍事予算が尽きてそろそろ防衛作戦も却下されるようになってきました。
 しばらく軍事作戦を停止し、防衛基地や造幣廠などを削減して予算の圧縮につとめることにします。
 ファーレンハイトなどを基地のあるランテマリオに駐留させ、なるべく小予算で防衛を試みます。
 

490年7月7日。
 ランテマリオに同盟軍メルカッツ、ストークス艦隊襲来。
 

490年7月10日。
 エルゴンにクブルスリー艦隊登場。同盟軍はランテマリオ、エルゴンの二正面作戦に出た模様。
 ランテマリオで同盟軍ルイ・マシュンゴ中尉戦死。
 

490年7月13日。
 ファーレンハイト艦隊、ランテマリオ到着。これで戦闘を決着させれればいいのですが。
 ビュコックは撤退した模様。
 ほそぼそと惑星占領を行っているストークス大将艦隊をファーレンハイト、ビッテンフェルトで襲撃する。
 しばらく戦ううちにローエングラム艦隊が到着。ストークス艦隊を包囲しました。

 こんな状態で戦い続けられるわけがありませんね。ストークス艦隊は撤退していきました。
 

490年7月16日。
 ランテマリオに同盟軍再登場。
 しかし敵影見えず。そのまま撤退していった模様。
 

490年8月4日。
 ランテマリオに再来したストークス艦隊を全滅させる。
 

490年8月7日。
 ランテマリオにまたまた同盟艦隊。クブルスリーとメルカッツ艦隊、それにD・グリーンヒル御大。
 クブルスリー艦隊を全滅させるが、こちらもケンプ艦隊が半壊。
 防衛側の厳しいところは、戦術ターン開始時に各惑星に艦隊が分散して配置されていることにあります。おかげで格好の各個撃破の対象です。作戦提案で一惑星上に集合するよう提案しても、集結前に叩かれたりします。
 今回もケンプとファーレンハイトの二艦隊で同盟軍3艦隊を相手にする羽目になります。ローエングラムとビッテンフェルトはまだかー。
 11ターン目にようやく援軍到着。
 メルカッツ艦隊も全滅。
 同盟軍エベンス中将戦死。
 

490年9月28日。
 あまりに作戦が通らないので、提案工作で軍事作戦を通す。
 隣接星系であるシヴァ、ジャムシード、リューカス、ガンダルヴァへの占領作戦。
 

490年10月1日。
 ジャムシード侵攻。
 

490年10月4日。
 ジャムシード占領。他星系では占領後の暴動があまりに頻発するので、対策として占領時に扇動を行って民心掌握につとめてみました。
 

490年10月9日。
 ついでにシヴァへも侵攻しちゃいます。
 D・グリーンヒル艦隊と接触しましたが、グリーンヒル艦隊はこちらを見るなり逃亡。
 

490年11月4日。
 リューカス占領。
 


490年11月7日現在の状況。

 どうやら占領地が広がって維持経費が膨大になると、コンピューターは軍事作戦を控える傾向にあるようです。
 防衛作戦は勝手に組んでくれるので、プレイヤーキャラが提案工作で占領作戦を通すか、要職に就任するかしないといけないようです。

 それにしても、要職人事に口を出すには功績が足りないし、ラインハルト様に星になってもらうわけにもいかないし、どうしたものか。

 とりあえず、要職に就けてくれるかもしれないので、ラインハルトとファーレンハイトをオーディンに帰還させてみる。
 

490年11月16日
 ジャムシードにメルカッツ艦隊侵入。
 メルカッツ艦隊全滅。メルカッツ元帥戦死。同盟軍の人材はいよいよ払底してきたようです。
 残るまともな提督はフィッシャー、ストークス、クブルスリー、D・グリーンヒルです。
 

490年11月28日。
 ジャムシードにフィッシャー艦隊到来。
 

490年12月16日。
 要職就任を提案してみるが、リヒテンラーデ公に却下されました。
 でも、ここでラインハルトを担いでクーデターを起こせばいいことにいまさらながら気付いたのです。なんでいままでリヒテンラーデ公にへいこらしてたんでしょうな。ファーレンの上司はローエングラム公ただひとりじゃというのに。
 クーデターの実行能力を持つオーベルシュタインをフェザーンから召還してみます。
 

490年12月19日。
 ガンダルヴァにフィッシャー、クブルスリー艦隊襲来。フィッシャー艦隊全滅。
 フィッシャー元帥戦死。
 

491年1月10日。
 首都に戻ってきたオーベルシュタインをファーレンハイト艦隊に配属提案。承認されました。やったー。
 

491年1月13日。
 クーデターを起こす前に色々準備をしよう。
 まず内乱の損害を最小限にするために、帝国宰相艦隊をフェザーンに配属。
 これでフェザーンで叛乱を起こせば、あっという間に内乱は終結するはずです。

 でわ、クーデターを始めてみましょう。

 まずは叛乱盟主にしたい人を誘い込みます。

 ラインハルト様も一任してくれました。Goサインです。


 ローエングラム公が賛同してくれれば、もちろん赤毛さんも加わってくれます。


 わー、ミッターマイヤー!
 なんでー?

 結局ミッタマイヤーだけ応じず。無血クーデターにはならない模様。流す血はリヒテンラーデ公の血だけでいいのに。


 

491年2月4日。
 クーデター部隊フェザーン集結。


 惑星フェザーン上に大集結する叛乱艦隊。
 リヒテンラーデ公もフェザーン上にいるため、一瞬で戦闘が終わるはず。

 と思いきや、姿を見せないリヒテンラーデ公。どうやら通信妨害で隠れているらしい。
 ここをやりすごされてヴァルハラに戻られてしまうとおしまいなので、姿を現してほしいんですけど。


 6ターン目。星系の艦隊情報で確認すると、すでに2回目の通信妨害(1度に情報工作2000)をおこなっている模様。

 結局、最後まで姿を現さなかったリヒテンラーデ公。
 これは、まーずーいー。
 

491年2月7日。

 リヒテンラーデ公を追うためにヴァルハラへの出撃計画を提案してみます。
 クーデター開始時点で自動的に主要星系に対して軍事作戦が立案されているようですが、どうやらこれは前のクーデターの時にリプシュタット盟約軍が立てていた作戦がそのままデータとして残っていたのが原因のようです。
 なにやらバグくさいですが、おかげで軍事作戦立案の時間をかけずに進軍ができそうです。

 これでヴァルハラへ帰還するリヒテンラーデ公を追いかけるはず。もう情報工作も残ってないはずだし、追いつけばなんとかなるはず。
 

491年2月10日。
 リヒテンラーデ公をアイゼンヘルツで捕捉。撃破しました。
 軍事法廷でのローエングラム公のミッタマイヤーへの台詞、
 「卿にはずいぶんと苦しめられた。その借りを返せというわけではないが、どうだ、私に仕えないか?」
 おお、専用台詞だー。

 ミッターも帰って来ました。よしよし。


 多大なる発言権! これで要職人事に介入できそうです。
 

491年2月22日。
 オーディン帰還。オーベルシュタインが上級大将に、フェルナーが中将に昇進しました。

 そして、

 ゾンバルト少将が要職に推挙してくれました。これはもう、衆望も一致してるということで。
 

491年3月7日。

 キルヒアイス提督の帰還を待って要職就任要請をしました。
 これでようやく自分で軍事計画を立案できる立場になりました。
 

491年4月7日。
 同盟軍ファイフェル艦隊がガンダルヴァに出現。ファイフェルが提督だなんて、本当に人がいないんですね。
 

491年4月10日。
 艦船にダメージを受けてないのに前線の艦隊がどんどん撤退してくると思ったら、物資が尽きていました。
 物資が尽きても宇宙艦隊司令長官は出撃を取り消したりするんですね。

 このままじゃ前線で餓死しちゃうので、ランテマリオに輸送艦の造幣廠を20基建設。
 軍務尚書のキルヒアイスは快く承諾してくれた。わーい、赤毛さん話がわかるー。

 ガンダルヴァにファイフェル艦隊が再来しました。さくっと全滅させます。
 同盟軍レオポルド・シューマッハ中将戦死。
 

491年4月19日。
 ローエングラム、キルヒアイス、ファーレンハイト艦隊、トリプラに侵攻。
 同盟D・グリーンヒル艦隊と衝突。全滅させる。

 D・グリーンヒル元帥退役。
 …え? 救国軍事会議はどうなるの?

 フェザーンを攻めたおかげで情報収集ができないのが恨めしい。
 同盟の組織はどうなっちゃってるんだろう。トリューニヒトが復活しちゃったりしてるのかな。
 と思いながら戦略フェイズを進めると。

 …なに、このバグ?
 国家指導者が敗戦の責を取って退役しちゃうってのは想定外だったの?

 ………。
 ……。
 …。
491年4月19日。
 ローエングラム、キルヒアイス、ファーレンハイト艦隊、トリプラに侵攻。
 同盟軍の姿は見えず。

 てへ。ロードしました。
 

491年5月25日。
 ケリム星系占領。
 ようやくバーラトが見えてきた。
 一旦全艦隊をフェザーンまで戻して、再編してからバーラトを攻略する予定を立ててみる。

 491年5月28日現在の状況。
 

491年6月25日。
 バーラトへの侵攻作戦発動。ファザーン星系から12艦隊が参加。ローエングラム、キルヒアイス、ミッタマイヤー、ロイエンタール、ケンプ、ビッテフェルト、ルッツ、ファーレンハイト、レンネンカンプ、メックリンガー、トゥルナイゼン、ケスラー。
 錚々たるメンバーですな。
 

491年7月1日。
 帝国軍の進路をふさぐようにケリムに同盟軍が侵入。
 クブルスリー艦隊。
 でも、すぐに撤退していったようです。
 

491年7月7日。
 バーラト星系へ侵入。同盟艦隊は見えず。さっきのクブルスリーはどこいっちゃったんだろう。

 これは誰がなんと言おうと大軍です。
 同盟艦隊はいないので、おそらく最大の敵はハイネセンに配備されたアルテミスの首飾りになる模様。


 イタタ。でも、帝国軍の数は多いので、押し切れるはず。さっきのクブルスリー艦隊が帰ってくるとやっかいだから、押し切ってください。
 まったく、クーデターの時にヤン提督がアルテミスの首飾りを壊す前に敗北しちゃうから、いまここで役に立ってくれやがるんですよ。反省してください。


 いけたいけた。ちょうど12ターン目にハイネセンを落としました。


 終了!

 なんだか途中から同盟軍の人材が払底して、艦隊による抵抗がほとんどなくなっていましたが、それでもなかなか大変でした。
 首都バーラト以外のすべての星系を占領して、大艦隊で首都攻略作戦を行いたかったのですが、実は軍事費が尽きかけていたのでした。一旦ひきあげて財政を建て直している間に同盟軍が復活されるのも厄介だったので、急進して首都だけを突いてしまいました。

 プレイヤーが早い時期に要職に就任していたり、クーデターで大量に人材が失われたりしないなら、首都にはかなりの数の艦隊が集まっていて最終決戦で盛り上がるんですけどね。今回は敵国の人材が減りすぎていました。
 



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