Warcraftの諸勢力
Organizations

Alliance アライアンス

指導者:
有名人:
構成種族:HumanDwarfGnomeNight ElfDraenei
 


 

 Human Allianceは二次大戦時に結成された、バーニングレジオン(当時はその尖兵のオークホード)と戦うための諸種族連合です。
 連合という形式は取っていますが、Humanが主、他の種族が従、という上下の傾向が濃い組織です。そのために自立心の強い構成種族の離反を招 いたこともあります。(正確には、Humanに服従していないため、まずその種族の指導者を謀殺しようとし、それが失敗したためにその種族を丸ごと皆殺し にしようとして、結局処刑しきれずに逃げられてしまいました。)
 特にDwarfに対するHumanの態度は、ほとんど支配者と使用人の関係と変わりません。
 Humanと対等の関係を持って参加しているのはNight Elfくらいです。

 組織の構成にやや問題を抱えていますが、バーニングレジオンの侵攻に対して一貫して抵抗してきたほぼ唯一の組織です。バーニングレジ オンの手からアゼロスを救うという理想の強さと、実力の大きさについては、他の組織の追随を許しません。
 

Night Elf Sentinel ナイトエルフセンチネル

指導者:Tyrande Whisperwind ティランダ・ウィスパーウィンド
有名人:Malfurion Stormrage マルフュリオン・ストームレイジ

Draenei(Exiled One) ドラエネイ(イグザイルドワン)

指導者: Velen the Prophet
有名人:

 魔力溢れるが故にサーゲラスの目に留まったドラエネイの先祖たちの指導者のひとりVelenは、サーゲラスに従った他の2人の指導者 アーキモンドとキルジェデンのもとを去って逃亡生活に入りました。
 長い放浪の末、彼らはDraenorへとやってきます。ここでOrcたちと友好関係を結び、平和な暮らしを満喫していました。
 しかし、バーニングレジオンはドラエネイたちを発見してしまいます。レジオンはOrcを血の渇きの呪いにかけ、Orcは隣人たちを虐殺しはじめます。
 生き残ったドラエネイたちも、OrcのWarlocの魔法によって姿を変えられてしまいます。

 その後もOutland(Draenor)で細々と生き延びてきた彼らは、最近になってKael'thas王子が乗っ取った Tempest Keepの一角(第4棟)でもあった次元船を手に入れ、Outlandを脱出してKalimdorへとやってきました。
 


Horde ホード

指導者:Thrall スロール
有名人:Vol'jin ボルジン、Cairne Bloodhoof ケイアーン・ブラッドフーフ、Raxxer レクサー
構成種族:OrcTrollTaurenUndeadBlood Elf

 かつてバーニングレジオンの手先としてドラエネイを殺戮し、アゼロスを破壊と殺戮の渦に叩きこんだオークたちは、アライアンスに敗れ て隔離されました。そのために血の狂乱の影響は薄まったものの、今度は無気力にとらわれて無為の日々をすごすだけでした。
 そんなオークたちに気力と文化を復活させたのがThrallです。
 紆余曲折の末に血の呪いから解放され、バーニングレジオンから自由になった新ホードは、生き延びるための同盟者を探しています。

 滅ぼされない程度の勢力を維持するという名目が優先されるあまり、力を持った集団を無差別に加えたために、ホードは一枚岩とはとても 言えない組織です。
 スロール個人は理想に燃えた高潔な指導者ですが、Hordeの構成勢力の中には彼の理想とはほど遠い集団もまじっています。
 

the Forsaken フォーセイクン

指導者:Sylvanas Windrunner シルバーナス・ウィンドラナー
有名人:
構成種族:Undead
 かつてQuel'Thalasの優秀なレンジャーだったSylvanasはArthas率いるScourge軍に抵抗し、敗れてバンシーとなりました。 その後、Lich Kingの力が低下してその支配から脱した彼女は、同じように支配から脱したUndeadを集めて反乱を起こしました。
 Lodaeronの地に蟠居したSylvanasはAllianceと手を結んでかつての首都を占領しました。その後、Allianceを裏切り、首都 をHumanに与えるという約束も反故にして首都を手に入れました。かつてのCapital Cityは現在Under Cityと呼ばれています。

 現在SylvanasはHordeと同盟を結んでいます。
 

Blood Elf ブラッドエルフ

指導者:Prince Kael'Thas Sunstrider カエルサス・サンストライダー王子
有名人:Lor'themar Theron ローザマー・セロン(Quel'Thalasにおける王子の代理人)、Halduron Brightwing、Rommath
構成種族:Blood Elf
 Arthas王子によってQuel'Thalasが破壊された後、生き残った最後の王族カエルサス王子はブラッドエルフを率いてアライアンスの 対スコージ戦役に身を投じました。しかしNagaとの友誼をアライアンスへの裏切りと受け取ったガリソス司令の策略によりブラッドエルフは皆殺しにされる ところでした。
 ナーガの協力によってOutlandへと逃れたカエルサス王子らはRommathをケル’サラスの森へ派遣した後、消息を絶ちました。
 ローザマー・セロンに率いられたケル’サラスのブラッドエルフたちは、いつかカエルサス王子が魔力溢れる約束の地を見つけ出すことを信じながら、魔力枯 渇への別のアプローチとしてケル’サラスの森の復興に力を注いでいます。
 



Burning Legion バーニングレジオン

指導者:Sargeras サージェラス
有名人:Archimonde アーキモンド、Kil'jaeden キルジェデン、Mannorath マノラス
構成種族:Titan、Ereder、Pitlord、Dread LordなどDemon (下部組織にOrc、Human、Undeadなど)

 伝説によれば世界の始まりとともにあったパンテオンと呼ばれる金属の肌を持つ古の巨人族Titansは、この宇宙に秩序をもたらし知 性ある存在を作り出していきました。しかしこの善なる巨人たちは邪悪なツイスティッドネザーTwisted Neatherとの戦いにあけくれていました。巨人達はサージェラスSargerasという青銅の肌を持つ巨人一の勇者をもってこれに対抗します。
 何万年にも及ぶツイスティッドネザーとの戦いの末、サーゲラスの心はすさみ、ついにエレダーErederとナスレジムNathrezim(ドレッドロー ドDread Lord)というニ種族によって堕落させられてしまいます。
 世界の邪悪と混沌の源はツィスティッドネザーのデーモンたちにあるのではなく、巨人族こそがその元凶であると信じるに至ったサーゲラスは、世界を再創造 するための軍団、バーニングレジオンBurning Legionを作り出します。
 サーゲラスはエレダーからアーキモンド、キルジェデンを選抜し一軍を任せます。アーキモンドはピットロードを、キルジェデンはドレッドロードを率いてい ました。

 以上の伝説はAzerothのものであり、デーモンたちが実際にどういう目的でレジオンを動かしているのか、どういう組織を持ってい るのかはわかりません。
 Azerothの民が信じるように、彼らが絶対的に邪悪であるという証拠はありません。

 また、ドラエネイDraeneiの伝説によればエレダーがサーゲラスを堕落させたのではなく、邪悪なるサーゲラスによって善良なるエ レダーが堕落させられたということになっています。

 


 
Undead Scourge アンデッド・スコージ

指導者:Lich King リッチキング(Ner'zhul ネルズール)
有名人:King Arthas アーサス、Kel'Thuzad ケルスザッド、Anub'arak アヌバラク、Sapphiron 青竜サフィロン
構成種族:Undead、Nerubian、Human


  ↓

 Ner'zhulは時として利益に釣られ、時として同胞への使命感に動かされ、時として保身のために転落する。そんな人間の強さも弱 さも備えたOrcのShamanでした。一度ならずBurningLegionを裏切ったNer'zhulは、LegionのためにLich Kingと化せられ、アンデッドの軍勢を率いてAzorathへ侵攻するよう命令されました。
 LichKingの魂はFrozen Throne氷の玉座に封じられ、Northernendに送り込まれました。
 そこで虫人Nerubianの王国、古のAzjol-Nerubを滅ぼしたLichKingはAzorathに手勢を差し向け、Lodaeron王国を 滅ぼし、Quel'Thalasの森のBlood Elfを壊滅させ、アンデッドの王国を作り上げました。
 そしてLodaeronの王子Arthasを取り込み、またもBurningLegionに敵対しました。
 このため、BurningLegionのKil'jaedenの意を受けたIllidan軍の攻撃を受けLich Kingの魔力は低下します。
 その支配力の低下によって配下のSylvanas Windrunnerが正気を取り戻して造反し、Lodaeronの地を失ってしまいます。
 かろうじてIllidan軍を退けたものの、Frozen Throneを維持することはもはやできず、Lich Kingの魂はArthasの体に逃げ込みました。ふたりはひとつになり、新たな存在となりました。
 


 

 
 
Illidan イリダン軍

指導者:Illidan Stormrage イリダン・ストームレイジ
有名人:Lady Vashj バッシュ卿、Prince Kael'thas カエルサス王子、Akama アカマ
構成種族:Naga、Blood Elf、Draenei

 Malfurionの弟のIllidanは兄やTyrandeとともに、Azshara女王が招いたBurning Legionの最初の侵攻を阻止しましたが、やがて魔法に耽溺して幽閉されたNight Elfです。数年前のHyjal山の戦いの直前、TyrandeがデーモンArchimondeに対抗するため彼を数千年ぶりに解放しました。 IllidanはGul'dan(Ner'zhulの弟子)の骸骨から魔力を手に入れ、強力なデーモンハンターとなってBurning Legionを打ち破りました。
 その後彼はAzshara女王の子孫のNagaらと手を組み、より強力な力を求めてKil'jaedenの傘下に入りました。
 Kil'jaedenの命でFrozen Throneを遠距離から攻撃するための儀式を執り行いますが、兄らの妨害によって失敗してしまいます。しかしTyrandeを救うために奮戦し、兄とも 和解します。
 さらにBlood ElfをAllianceの手から救出し、その忠誠を手に入れたIllidanは、Orcの故地を征服して勢力を伸ばします。その過程でAkama引きい るDraeneiを救い、忠誠を得ました。
 Kil'jaedenの命令で再度のFrozen Throne破壊を命じられたIllidanはしぶしぶ従います。現在の力ではまだKil'jaedenに勝てないと悟っているからです。
 Illidan軍はLich Kingの軍勢に大きな損害を与えますが、Arthasに阻まれて止めを刺すことはできませんでした。

 Arthasとの一騎打ちに倒れた後のIllidanは生死不明です。
 


 
Watchers 守護者

指導者:Maiev Shadowsong メイーブ・シャドウソング
有名人:
構成種族:Night Elf

 Illidanやその他の罪を犯したNight Elfを幽閉し、永遠に監視しつづけることを使命としたNight Elfの集団です。
 Hyjal山の戦いの直前、Tyrande WhisperwindがIllidanら罪人を解放するためにWardenたちを多く殺害したため、Tyrandeに対してひそかに敵意を抱いていま す。
 Undead Scourgeとの戦いにおいてTyrandeを見殺しにしようとしたためにMalfurionの怒りを買いました。
 TyrandeやMalfurionに率いられたNight Elfたちとの関係は冷え切ってしまいましたが、彼女らの目的はIllidanを追うことだけであり、気にしている様子はありません。Illidanを捕 らえるためなら、だれであろうと利用しますし、裏切ることも躊躇しません。
 


 
Theramore Force セラモア軍

指導者:Jaina Proudmoore ジャイナ・プラウドムーア
有名人:
構成種族:Human、Blood Elf

 ローデロンの崩壊後、生き残った人々を集めてKalimdorに逃れてきた集団です。Blood ElfがHuman Allianceから離脱する前の組織のため、構成員にBlood Elfを含んでいます。
 Grom HellscreamのためにOrcと交戦したことはありますが、その後Orcと同盟を結びました。
 HordeとTheramore軍はNight ElfやArchimondeとの戦いで協力し合い、同盟関係は強固なものになりました。

 Jainaの父Proudmoore提督がKalimdorに現れ、Orcを攻撃したとき、JainaはThrallを助けて父と戦 いました。
 Proudmoore提督は娘の説得に耳をかさず、ついに戦死しました。
 このときセラモアは提督に占領され、Jainaの部下も提督の指揮下で戦いましたが、JainaがThrallを説得したため部下たちは戦闘で殺される ことはを免れました。
 プラウドムーア提督の戦死によって再びセラモアはジャイナの指揮下に入りました。

 現在、TheramoreとHordeとの間には不可侵条約が結ばれています。


 
Scarlet Crusade スカーレットクルセイド 真紅十字軍

指導者:Saiden Dathrohan(正体はドレッドロードのバルナザール Deadlord Balnazzarです)
有名人:Grand Inquisitor Isillien
構成種族:Human

 アンデッド・スコージと戦うことを使命としたHumanの一団です。Crusadeの名が示すとおり、彼らは狂信的で無慈悲です。時 としてAllianceの構成員から好意的に見られることもありますが、彼らの狂信に対して危機感や嫌悪感を抱く者も少なくありません。
 一方のHordeからは、魂を取り戻していても外見がUndeadであれば抹殺対象ですので、まったく好意的には見られていません。
 彼らの信条はすべてのアンデッドを破壊することですが、パラディンに付き物の狂信がバルナザールの手によってさらに増幅されています。アンデッドになろ うとしているもの、アンデッドに同情的な生き物、アンデッドに理解を示す生き物、すなわちクルセイドとアンデッドの間に立ちふさがるすべての生き物を破壊 対象としています。

 同じようにScourgeと戦うArgent Dawnとは正反対の組織です。

 スカーレットクルセイドは元は「銀の手勢」(Order(Knights) of Silver hand)というヒューマンパラディンの組織でした。銀の手勢はリッチキングに心をとらわれたアーサス王子によって壊滅させられました。導き手でもあった ウーサー・ライトブリンガー(Uther Lightbringer)を失った銀の手勢は急速に先鋭化し、アンデッドと戦うために不必要な心を切り捨てていきました。アーサス王子がアーサス王と なってローデロンに帰還した後も、たびたび彼に抵抗しています。
 現在ストラスホルム、Tyr's Hand、Scarlet Monasteryなどに軍勢を置いています。
 詳細は不明ですが、現在スカーレットクルセイドを率いているパラディン、サイデン・ダスロハンはシルバーナスの命でバリマスラスに殺されたはずのバルナ ザールの変化です。
 


 
Argent Dawn 白銀の黎明

指導者:
有名人:
構成種族:Azerothの全知的種族

 アンデッド・スコージと戦うために種族を問わず結成された集団です。彼らはフォーセイクンのようなアンデッドとすら共存します。

 同じようにScourgeと戦いながらも人間至上主義に走りがちなScarlet Crusadeとは正反対の組織です。
 


 
Cenarion Circle セナリアスの集い

指導者:Cenarius セナリアス
有名人:Keeper Remulos
構成種族:Children of Cenarius(Dryad)、Night Elf、Tauren

 半神Cenariusの申し子とその支持者であるドルイドたちの集団です。
 


 
Twilight Cult 終末教団/Burning Blade 灼熱の刃 など

指導者:
有名人:
構成種族:Human、Orc、Gnome、Undeadなど
 Archimondeの死後、Burning Legionは大群をAzerothの地に送り込む手段をほとんど失っています。そのため内面からAzerothを侵略するためにいくつもの組織を作りま した。これらの組織の一部はHumanやOrcの膝元にまでエージェントを送り込んでいます。
 



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