☆統率☆
　能力値の中でも「統率」だけは幕僚の修正を受けません。また、提督の「統率」が高い方が幕僚の修正値が大きくなります。
　艦隊の「士気値」の上限は、統率が上限（最低値５０）となります。完成したばかりの艦隊は上限士気値５０ですが、統率が５０を超えているのなら、本拠地で待機している間、毎戦略ターンに上限が５点ずつ上昇します。
　現在の士気値が、戦闘の際の行動処理順にも影響を与えます。（他にも、機動力や艦隊を構成する艦艇の種類も行動処理順に影響を与えます）
　占領の際の「降伏勧告」の成功率に影響を与えます（統率の他、惑星の最大防衛力と防衛力現在値との差、星系支持率も影響します）。統率が１５０もあれば、防衛力が１０００未満の惑星なら片端から降伏させることができます。
 

☆運営☆
　艦隊の運営費用および、消費する物資の量に影響を与えます。補給が万全ならまったく気にしなくてもいい能力値です。すべての艦隊に運営の高い幕僚を一人ずつ配属するだけで、軍事費をずいぶん抑えることが出来ます。
 

☆情報☆
　艦隊および索敵部隊の索敵範囲に影響を与えます。高い方が好ましいですが、WINDOWS版では能力値の差がそれほど出ないので、これもあまり気にしなくてもいい能力値です。
 

☆機動☆
　艦隊の移動速度に影響を与えます。移動速度に如実に反映されるので、高ければ高いほど良いです。また、戦闘の際の行動処理順にも多少影響を与えます。
 

☆攻撃☆
　戦闘の際の相手に与えるダメージや、「精密爆撃」「無差別爆撃」の際に与えるダメージに影響を与えます。もちろん、高ければ高いほどいいです。
 

☆防御☆
　相手から受けるダメージに影響を与えます。これも高ければ高いほどいいです。
 

☆陸戦☆
　「揚陸部隊降下」をおこなう際に与えるダメージに影響を与えます。ほとんど考慮しなくてもいい能力値です。
 

☆空戦☆
　艦載艇で与えるダメージに影響を与える能力値です。攻撃空母主体の艦隊を組む場合は決め手になる能力値です。きわめて運用コストが高いですが、攻撃空母だけで編成された機動艦隊は驚異的な破壊力を持ちます。
 

☆政治工作☆
　個人ではよく使う能力値ですが、艦隊では、「クーデター」をおこすときくらいしか使い道はないです。クーデターを起こせる８０００か気にしないかの二者択一でしょう。
 

☆情報工作☆
　「通信妨害」や、占領の際の「扇動」など、使いでの多い能力値です。工作値を１０００〜２０００消費する「扇動」は、星系を占領した後の維持まで考えれば、重要な行動です。
　最大値よりも回復力が重要です。
 

☆軍事工作☆
　「偽装艦隊」や士気回復の「艦隊激励」、あらゆる要塞・惑星を一発占領する「占拠」（相手が軍事工作４０００を払えば、撃退される）など、使う機会が多い能力です。上限だけではなく、回復力も考えて幕僚を集めましょう。
　特に常に前線に立つ艦隊の場合、「艦隊激励」を連打するため、軍事工作回復力が極めて重要になってきます。

　攻撃空母艦隊を主体とした機動艦隊は、旗艦部隊を敵艦隊に突っ込ませ、旗艦を中心に展開させる艦載機で相手にダメージを与えます。この艦隊の場合、旗艦以外の部隊は、敵に引っかからないように後方に配置するのが基本です。また、有効な射程で射撃をおこなうためにも、敵となるべく距離を保つため、後ろに配置するのが好ましいです。

 

　また、イゼルローンなどの破壊力のある要塞砲を持つ要塞に駐留している艦隊は、防衛作戦時に部隊が要塞砲に巻き込まれて大ダメージを追いやすいです。この時、散開陣形や、左右に部隊が分かれたり、かたよったりした形を取っておくと、要塞砲による損害を軽減できます。
 

　攻撃的な提督を占領作戦に参加させると、無差別爆撃で惑星に大きな損害を与えてしまうことがあります。（特にビッテンフェルトやカールセンなど、原作からは外道な言動がうかがえないキャラには要注意です）
　そのような提督には、揚陸部隊（L）を１〜２個付けておけば、無差別爆撃ではなく陸戦隊揚陸を行ってくれます。