この反撃の最中、アルテラックAlterac国のペレノードPerenold王がオークホードに通じていた事が判明します。
アライアンスの中で最弱の国の王であったペレノード王は民の助命と引き換えに、アライアンスの軍事行動をホード側に漏洩し、さらにはハイエルフ部隊やウーサー・ライトブリンガーUther
Lightbringer卿への襲撃計画も練っていたことが露見します。(二次大戦の最中に各地で起きた労働者階級ピーサントPeasantの反乱も、ペレノード王が関与していたと言われます)
怒りにかられたアライアンスはアルテラックの山国を襲撃し、なにひとつ残さず破壊してしまいます。ペレノード王が民の命を救うために行った軽率な行動のために、民の命が奪われることになったのです。
(2次大戦ではペレノード王のその後については触れられていませんが、アライアンスの復讐を生き延びてシンジケートSyndicateの創始者となったようです)
(詳細は不明ですが、アルテラック国の国章は後の新ホードの紋章に使用されています。アルテラックの山中に隠れていたフロストウルフ氏族やその庇護下に一時期おかれていたスロールThrallと関係があるのかもしれません)