維新の嵐2 幕末志士伝にもどる
 
 ▼初心者向け攻略の手順
 ▼ステータスについて
 ▼説得
 ▼実戦
 ▼試合
 ▼花札
 ▼花札で入手できる特殊カード
 ▼信頼度
 ▼時勢

 ▼FAQ



初心者向け攻略の手順

 初めてプレイする人は、土方か竜馬のどちらかのほうがいいでしょう。最初にチュートリアルのようなものが付いていますので。

1.散策
 初めて行く場所や、行ったことの無い施設が登場した場所では、右クリックから選べるメニューの「散策」コマンドを使用することで施設を発見できます。施 設を見つけておかないと入る事もできないので、まずはその町を隅から隅まで散策しましょう。未散策のエリアがあれば、その日の開始時に「散策にでかける」 という項目が提示されます。

2.情報を得る
 説得がメインのゲームなので、説得時の弾薬となる「情報」カードはとても重要です。情報を入手しないことには話が始まりません。
 情報カードは、耳の早い知人から「情報を聞く」で得たり(信頼度が高い方がもらいやすくなるようです。最低でも信頼度12以上必要?)、めし屋、茶店、遊郭を利用することで入手できます。あまり確率は高くありませんが、商家や医院、写真館といった場所でも情 報を得る事ができます。商家での情報入手は知人を作る必要がなく、お金もかからないので、始めたばかりのオリジナルキャラにはむいています。

3.知人を作る
 一通り散策が終われば、次は知人を増やしましょう。土方や竜馬であれば、最初から知り合いがいますが、オリジナルキャラでは知り合いが一人もいないので、なるべく早く知り合いを作った方がよいです。
 各地のめし屋や茶店を利用すると、そのエリアに拠点を持つ人物の情報を得る事があります。
 また、学者や道場主は、ほとんど本拠地から動かず、しかも誰でも会えるので知人にしやすいです。
 知人からはそのキャラのもっている情報カードをもらったり、主人公の知名度と知人の身分次第では同行者になってくれます。同行者がいると論戦や戦闘がとても楽になります。

4.勉強をする
 学問所で勉強をすると、各種学問や見識が上がります。
 議論時、相手より学問が高いと、その学問に関連する議論時の与ダメージ増加や被ダメージ軽減になります。(逆に学問が相手より低いと、大ダメージを受けたりします。)
 見識が高まれば、より高レベルの論を覚える事ができます。なお、レベル4論の習得条件は国内見識150、国外見識100です。

5.剣術修行をする

6.論を得る
 論カードは情報カード同様に、知人から得る事ができます。信頼度12で横井小南から「賢侯会議」を入手できたので、情報カードと条件は同じようです。論を得るためには国内・国外見識を満たしている必要があります。
 国内・国外見識が高いNPCほど、いろんな論を持っています。また、全国の論レベルが上昇するタイミングで、各NPCの所有する論レベルが上がる傾向があるようです。



ステータスについて

●行動力と疲労度
 疲労度は本拠地以外で宿泊したり、食事をとることで回復します。食事は値段が高いものほど疲労度の回復量が高いようです。

●負傷度
 戦闘によってダメージを負うと、負傷度が上がります。負傷した状態ですと、画面右下のキャラクターアイコンが松葉杖をついたものに変わります。負傷度の具体的な数値は見えません。
 負傷度は医院に通うことで回復します。

●知名度
 知名度が高いと紹介状無しで要職にある人に会えるようになったり、思想が同じで親密度の高い人を同志や同行者にすることができます。

●弁舌

●学問
 

攻撃力/防御力補正の対象
習得可能な学問所
国学 尊王、攘夷
儒学

洋学 開国

兵学

航海術

語学 穏健

医学 穏健





説得
 他人との交流やイベントや成長を通して、さまざまな情報カードを手に入れ、それをもとにおこなう説得モードは非常に秀逸なつくりになっています。交流範 囲を広げ、さまざまな情報を持ち、学問をしっかりしている者が説得でも有利に動けるというところはおもしろいです。時にはわざと説得に負けて自分の思想を 変えるという手段も使えます。ただし、土方歳三は尊王派になると、坂本竜馬は佐幕派になると、シナリオの根底が覆るのでゲームオーバーです。
 各キャラは初期の思想が攘夷のため、グッドエンディングを見るためには、どこかで議論に負けて開国派になっておかなくてはいけません。また、竜馬・土方ともに、主戦・穏健で別のエンディン グが用意されているようです。
 議論の対象は国体(佐幕←→尊王)、対外(開国←→攘夷)、手段(主戦←→穏健)の3つです。ただし、自分も相手も論レベルが低い場合、主戦穏健について の議論はできないようです。
 この説得活動がこのゲームのメインです。1にも2にも説得で、自分と同じ思想に時流を動かしていくのがゲームの目的です。ただし、竜馬も土方も、主戦で いく場合は、説得はあまりしなくてもグッドエンディングを見ることはできるようです。

 ほとんどの情報カードは、対立する思想のどちらでも使用できます。たとえば「兵庫開港問題」は、「開国+」でも「開国−」でも使用できます。開国派が使用すれば「開国+」になり、攘夷派が使用すれば「開国−」になる、というわけです。
 ですが、一部のカードは、特定のベクトルでしか使用できません。たとえば、「幕府の弱腰の対応」は「佐幕−」にしか使用できず、「佐幕+」の効果はありません。

 論戦が良く分からなくても大丈夫です。基本的に、「話題カードのヒント」ボタンで提示されるカードを選択すれば、普通に勝てます。ゲームクリアできます。
 ↓以下はやりこみたい人向け。

「話題カード」と「補助カード」と「主張カード」
 説得時のダメージ判定は、上記の三種類のカードの組み合わせで決定されます。
●「話題カード」はイニシアティブを持つキャラが選び、両者で共有されます。したがって、「話題カード」の数値の大小は勝敗には直接関わりません。ただし、「主張カード」を出さなかった場合は、ダメージに「話題カード」の数値が加えられます。
●「補助カード」は関連する「話題カード」が決まっており、その「話題カード」が出ているときにしか使えません。ただし、「補助カード」を持っていなくても、自分が保有する「論」カードや、手札としてランダムで配られるオールマイティカードを「補助カード」として使用できます。
●「主張カード」は5〜20までの強さを持つカードです。手札としてランダムに配られます。「主張カード」を出さないと、そのターンは確実にダメージを受けます。「主張カード」は威力と同量の行動力を消費します。

 説得終了時(10ターン経過or250ポイント以上差がつくor行動力が無くなる)に、使用された「話題カード」「補助カード」の思想属性の分、自分と相手の思想が変動します。一度も登場しなかった属性は変化しません。(たとえば、一度も場に「穏健+」「穏健−」「主戦+」「主戦−」のカードが出ていない論戦では、勝っても負けても「穏健←→主戦」のパラメーターは変動しません。)

論旨をすりかえる
 通常、「話題カードのヒント」ボタンでは、論点になっていない属性を持つ「話題カード」「補助カード」は選択されません(たとえば、尊王派同士で、開国←→攘夷と主戦←→穏健を議論中には、「尊王±」「佐幕±」の属性しか持たないカードは候補に上がりません)。
 しかし、手動で「話題を選ぶ」や「話題に応じる」を行なえば、そういった「話題カード」「補助カード」を選ぶ事もできます。これによって、論点はずれるけど高い数値の「補助カード」を繰り出して、相手を議論で圧倒することもできます。こうして勝った場合、場に論点となる属性のカードが少ししか出ていないため、勝利時の思想変動もわずかになります。
 なにがなんでも勝ちたい時などに使えるテクニックです。

援護射撃
 同行者がいると、援護射撃をとばして、情報カードの合計値にさらに上乗せされることがあります。
 NPCの「性格」で「議論では弁舌さわやか…」「整然とした議論…」「議論では発言するどく…」というように、議論に関わる特徴をもった同行者は、援護射撃の発生率が高いようです。
 援護射撃のダメージ量は、学問や弁舌の影響を受けるようです。
 また、まれに「酒を用意する」などの雰囲気カードの失敗判定を、同行者が成功に変える事があります。

「議論では弁舌さわやか、明るい雰囲気で他を引き込むようなところがあります。」
 江藤新平(佐賀)、陸奥宗光(海援隊)、近藤長次郎(海援隊)、村田氏寿(福井)、

「議論では整然とした意見で影響を与えます。」
 坪井九右衛門(長州)、佐野常民(佐賀)、黙霖上人(京都、僧侶)、県勇記(宇都宮)、

「議論では重みのある意見を述べること、しばしばです。」
 林●(王ヘンに九)十郎(伊予宇和島)、岩崎弥太郎(土佐)、冷泉為恭(公卿)、

「議論では発言するどく、他を圧倒します。」
 松島剛蔵(長州)


ダメージの変動
 カードによる優劣の決定の後、ダメージ決定の際に、お互いのステータス差によってダメージ量が変動します。
 総ステータス差、場の雰囲気、緊張度、習得学問値と論点、などによってダメージ量は変化します。



実戦
 真剣バトルはキャラの能力と運がものを言います。これで死ぬとたいていは即ゲームオーバーです。日ごろからキャラを育てておきましょう。防具も大切で す。もっとも鉄砲(外れ・負傷・即死の三択)が出てくると完全に運次第です。
 終盤の戦争イベントにはたいてい鉄砲が登場します。昼間戦闘はきわめて危険なので、時間の調節ができる戦闘はなるべく夜間戦闘になるように調整しましょ う。
 どうしても鉄砲に殺されてしまって勝てない、という人は、主人公を後方に、盾役を前に配置しましょう。NPCは自分に近いキャラを攻撃する傾向がありま す。
 路上で探している人を見つけた場合、説得する代わりに襲いかかることもできます。その場合、真剣バトルになります。路上でだれかに襲い掛かった場 合、指名手配されたり、他の人に会ってもらいにくくなったりするようです。
 なお、一度襲撃に失敗すると、次から相手が警戒して、路上で出会えなくなるようです。
 キャラクターによっては、倒しても「気絶したが息を吹き返した!」と表示されて死なないキャラがいます。(このようなキャラでもまれに死ぬことはあるよ うです。条件不明。)。また、イベント戦闘や相手が襲い掛かってきた場合などは、このような死なないキャラでも死ぬことがあります。
 実戦で戦闘不能になったノンプレーヤーキャラクターは死亡か重傷になります。死亡するかどうかは、キャラの身体能力などで判定されているようです。極端 に死にやすいキャラ(山南など)もいれば、極端に死ににくいキャラ(田中新兵衛など)もいます。
 たとえ実戦で倒しても、死亡しなかった場合、イベント進行上では倒せなかったものとして扱われるようです。
 暗殺阻止イベントなどの場合、暗殺者を死亡させないと、暗殺が実行されてしまいます。どうしても阻止したい場合、直前でセーブし、死亡するまで繰り返し ましょう。



試合
 竹刀バトルはかなーりアクションゲームです。負けても別に問題はないです。というか勝ち方がよく分かりません。適当にクリックしていれば勝 てることもあります。



花札
 花札は圧勝(相手の所持金を0にする)すると、説得時に使用できる特殊カードがもらえます。
 なお、一度圧勝した相手とは、手札・山札をオープンにした状態でも相手にしてくれます。「手筋の参考に…」という台詞がでますが、むしろ勝てない相手にこそ必要なモードのような気もします。



信頼度
 相手と語り合うことで、説得をしなくても少しずつ思想を自分に近づけることができます。時間がかかりますが、説得に応じてくれないキャラもこれで少しは 思想が動きます。ただし、思想の変更まではいかないようです。語り合うことは、相手との「信頼度」を上げることにもつながります。
 相手の好みに合わせたお土産を持参すると、それ以降の信頼度上昇にボーナスがつくことがあります。お土産は常に複数用意しておきましょう。
 相手と語り合う場によっては、一緒に食事をしたり酒を飲むイベントが発生することがあります(勘定は自分持ちがいいようです)。その場合、土産と同様に信頼度の上昇にボーナスが付きます。宿屋や酒場、遊郭を拠点にしているNPCとは仲良くなりやすいです。
 特に酒飲みは、お土産やランダムで発生する飲み比べなどで信頼度を上げやすいです。酒好きなキャラはねらい目です。

 3つの思想属性(佐幕←→尊王、開国←→攘夷、主戦←→穏健)がすべて同じで、信頼度が高く、かつ自由に動ける身分のキャラクターは「同志」となり、情 報収集や暗殺、説得などを命令することができます。また、特定のキャラとの信頼度がイベント分岐に影響を与えることがあります。 同志を得るには、プレイヤー自身の知名度もある程度必要です。
 同行できるキャラクターの場合、プレイヤーに同行させて論戦を体験させる事によって、簡単にプレイヤーキャラと同じ思想に染まります。



時流
 時流は現在登場しているキャラクターの思想の総和です。
 大きなイベントがおきてNPCたちの思想が変わったり、新キャラクターが登場すると変動します。さまざまなイベントの分岐ト リガーになっていたり、グッド/バッドエンディングの分岐条件になっていたりします。
 勢力値の大きな組織ほど、時流に与える影響が大きくなります。
 各組織の思想は、組織ごとに計算方式がちがいます。「情報を見る」−「勢力情報」で組織名を選ぶと、その組織の特色が分かります。なお、「時流の状況」画面では勢力の高い組織しか表示されないため、小さな組織は「組織情報詳細」タブで確認する必要があります。

 ゲーム終盤になると、「情報」ー「ゲームの目的」ー「時流」の欄に茶色い範囲が表示されます。レベル4論を持った状態で、その範囲内に時流をいれて特定の日になると、現在の思想に おけるグッドエンディングに到達できます。もし、時流が外れているのならば、わざと説得に負けて、自分の思想を時流にあわせて、グッドエンディングを見る ことも可能なようです。



花札で入手できる特殊カード
 入手したカードは、1論戦に1回、「特殊カードを選ぶ」コマンドや「雰囲気を作る」コマンドで使用する事ができます。

江戸
よし屋:江戸の喧嘩口上
松葉屋:幻の珍味について
大文字屋:

京都
島原亀屋:伝説の名酒の噂:雰囲気を「穏やか」にする。失敗すると主導権を失う。逃げられたくない論戦で、世間話カードがない時に代用(酒量32の元田永孚にも有効だったので、よほど酒量の低いキャラでないかぎり世間話カードの代用にできると思います)。あるいはターンを経過させたい時に。
山絹屋:懐中の梅干し:行動力回復&主導権ロスト。イベント論戦などの連戦時に使えます。
山緒屋:祇園の芸妓の話
島村屋:京のいなし:被ダメージを軽減します。(実測例:39+30+10→15。7+30+5→8。)
木津屋:
桔梗屋:
輪違屋:カードが替わる:ランダムで手札が交換される。引きが悪い時、主張カードが無くなった時に重用。
亀屋:

大坂
道頓堀遊郭:浪花のお大尽遊び:芸妓召喚済み&金100消費でその時点で勝負をつける。紀文アタック。

下関
堺屋:高杉晋作の都都逸:酒or芸妓時。

長崎
淡路屋:



FAQ

●イベントで出張したんだけど、いつまで経っても帰還イベントが起きないよ。

 一部のイベントでは帰還イベントが起きないものがあります。しばらく滞在してみて何も起きないようであれば、あなたも好きなときに帰ればいいのです。


●憎いあんちくしょうを、斬っても斬っても倒せないよ。

 一部のシナリオにからむキャラは、特定のイベント戦闘でしか死なないようになっています。基本的に各エンディングコースに登場するキャラは死にません。
 また、こちらから襲撃した場合には不死でも、思想の違いなどであちらから襲ってきた場合には返り討ちで殺せるキャラもいます。
 それ以外にも、身体能力や運によって死にやすさに差があるようです。


●尊皇攘夷派のテロリストに襲われている人を助けたんだけど、翌朝になったら暗殺されたことになってたよ。どうして。

 暗殺者を倒しても殺しきれていないと、蘇生して再襲撃でもするのか、暗殺が実行されてしまうようです。戦闘の直前でセーブしておいて、暗殺者が 死亡するまで、ロードし直しましょう。(困ったことに、暗殺イベントに登場する暗殺者は皆頑丈な人ばかりです。根性で乗り切ってください。)


●鉄砲で撃たれた! 死んだ!

 小銃の登場は戦場を一変させます。最前列に立って突っ込むと、鉄砲の集中砲火を浴びる事になります。NPCを先行させるか、視界内戦闘しかできない夜間に戦闘しましょう。


●門番がお城に入れてくれない。

 その城にいる人をターゲットにした紹介状があれば入る事ができます。なお、紹介状の対象の人物に面会するまで、紹介状は消えません。対象に面会しなければ、何度でも入る事ができます。
 紹介状は、その組織の一員と仲良くなると、「語り合う」コマンドでもらえることがあります。主人公の知名度が低いうちのほうがもらいやすいようです。
 組織や、主人公の知名度によっては、城内に知り合いがいれば、門番が通してくれます。


●狙いの人になかなか会えない。

 対象が武士であれば、早朝と夕方以降は家に、朝と昼間は城にいることが多いです。その時間をねらって家に押しかけましょう。
 本拠地の近くで「人を捜す」コマンドで根気良くさがすという手もあります。


●国外見識が上がらない。

 大坂の適塾、江戸の佐久間塾のように国外見識が上がりやすい塾で学びましょう。
 自分よりも国外見識の高いキャラと論戦をした時に上がる事があります。
 お金があるなら、長崎の写場で写真を撮ることで一気に5点上げる事ができます。
 日本各地の「場所」のなかにも、初めて訪れたときに国外見識が上がるものがあります。


●同志リストから名前が消えちゃった。

 同志の信頼度が落ちたか、思想が変化したか、身分が変化したか、死亡した可能性があります。また、所属が変化したり、イベントが起きた際に信頼度がリセットされることもあります。


●説得時、いいかんじで押してたのに、席を立って逃げられちゃった。

 相手の雰囲気パラメーターが「険悪」だと、席を立つ可能性が高くなるようです。世間話カードや酒カード、遊郭でもらえる特殊カードなどで雰囲気を和らげましょう。
 「話に割り込む」などの特殊カードは、強力な反面、相手の機嫌を大きく損ねるという危険があります。


●疲労度が貯まって行動できないよ。宿で宿泊してもなかなか疲労度がへらない。

 疲労度は高価な食事をすることで大きく減ります。安い食事や宿泊ではなかなか減りません。



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