レオ・アフリカヌス (アル・ファシ) Leo Africanus (Al Fasi) ?-1554
〜『アフリカ誌』の著者〜
チュニス。レオ・アフリカヌス邸。
港・集落発見報告。 生存。行軍。採集。
実在の人物。
『大航海時代2』『外伝』に登場。
史実
本名は「ハサン・イブン・ムハンマド」。「アル・ファシ」、「アル・ワザーン」とも。
ナスル朝グラナダ王国出身。
1492年、キリスト教勢力によってナスル朝が滅亡すると、ムスリムへの弾圧が始まり、多くのイスラム教徒が亡命した。彼もマグレブ(北アフリカ)のモロッコのフェズに亡命し、アル・カライーン大学で学んだ。
その後、サハラ中継交易で栄えたソンガイ帝国のトンブクトゥを訪れ、冒険記を残した。
地中海を旅行中に海賊に捕らえられ、イタリアに売られる。奴隷としてローマ教皇レオ10世に仕えるが、改宗して自由の身になった。
学識・学才ともに高く、アフリカ知識に関してはヨーロッパでは並ぶ者がなかったと伝えられる。
著書『アフリカ誌』を通して、ヨーロッパにアフリカの情報を多く発信した。
後、チュニスに移住して、再びイスラム教に改宗した。